熊本労働局が7月30日に発表した熊本県内の6月の有効求人倍率は1.22倍で、3か月ぶりに増加しました。

熊本労働局によりますと、仕事を探している人1人あたりに何件の求人があるかを示す6月の有効求人倍率は1.22倍で、5月と比べて0.01ポイント増えました。有効求人倍率の増加は3か月ぶりです。

産業別では、生産用機械や自動車・バイクなどの輸送用機械が需要の増加を見込んで求人を出したことから求人数を押し上げた一方、半導体関連の製造業は去年の同じ時期に新工場の稼働に向け求人が増加していた反動で、前年と比べ減少しました。

■生産用機械器具製造業: 48.3%増加
■輸送用機械器具製造業: 152.9%増加
■電子部品・デバイス・電子回路製造業: 1.4%減少

熊本労働局は「物価高騰も続いていて、雇用に与える影響を引き続き注視していく必要がある」と話しています。

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