梅雨前線が北日本にのび、30日(火)の北陸地方や東北地方は大気の状態が不安定になり、雨が降る見込みです。北陸では31日(水)の明け方にかけて、東北では30日の夜遅くにかけて、土砂災害やなどに注意、警戒をしてください。
30日午前6時の天気図です。梅雨前線が華北から日本海、東北にかけてのびています。特に前線の南側にあたる東北南部や北陸では、暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定になり、雨が強まっているところがあります。
31日にかけての雨と風の予想ですが、北陸は31日明け方まで雨が降り続きそうです。東北でも日本海側を中心に雨が降るでしょう。北陸や東北では多いところで1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。
北陸では、31日も1時間に20ミリの強い雨が降るところがある見込みです。
【31日午前6時までに予想される24時間降水量（多い所）】
新潟県 80ミリ
富山県 80ミリ
石川県 100ミリ
福井県 100ミリ
東北では、30日の夜遅くにかけて雨脚が強まりそうです。
【31日午前6時までに予想される２４時間降水量（多い所）】
東北日本海側 60ミリ
東北太平洋側 60ミリ
北陸や東北では、30日は警報級の大雨になるところがある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に注意、警戒をしてください。
太平洋高気圧の勢力は強く、太平洋側を中心に30日も猛暑日のところが続出しそうです。
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