熊本国税局の新たな局長が就任し、記者会見で抱負を語りました。熊本県内出身者が熊本国税局の局長に就任するのは初めてです。
8月10日付で着任したのは、熊本国税局の山崎博之(やまさき ひろゆき)局長(58)です。熊本市出身の山崎局長は、熊本高校から東京大学法学部を経て1989年に国税庁に入りました。
これまで広島国税局の総務部長や東京国税局調査第1部長などを経験し、国税庁の課税総括課長から着任しました。
熊本国税局 山崎博之 局長「納税者が不公平感を感じることがないように、適正公平な税務行政にしっかり取り組む」
また、山崎局長はこれまでの印象に残った仕事として、国税庁の広報広聴室長時代(2018年7月~2020年7月)に関わったコロナ禍での対応を挙げ、「中国からの帰国者を(感染防止の一時隔離のために)税務大学校で受け入れを行ったことや、確定申告期限の延期など、先行きが不透明な時だからこそ情報発信をしっかりとしなければならないとの方針を基に対応した」と振り返りました。
熊本での勤務について山崎局長は、「半導体関連企業など海外の企業も多く進出している。アンテナを高く張って対応していきたい」と語りました。
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