▽国道での路上寝を目撃した運転手
「私の車と寝ていた人との距離は乗用車1台分ぐらいしかなかった」

こう話すのは、路上寝していた人を車でひきそうになったところを間一髪で回避した運転手の男性。

【現場写真・状況をコマ送りで】

運転手の男性は28日の朝5時半ごろ、沖縄県・糸満市の国道331号を南向けに走行していたところ、道路上の異変に気づいた。

「まさか人間とは」

▽国道での路上寝を目撃した運転手
「(車道と車道の)ジョイント部分と男性の服の色が同化していたので、ジョイントが壊れているのか、袋か何か、と思った。まさか人間だとは思いませんでした」

しかし間近で見ると、道路上の“異変”は「寝そべっている人間」だった。

国道上で寝る男性



「まさかこんなに流れの速い国道の道路上に人間がいるって思わないので、本当に言葉がでなかったです」

運転手の男性はすぐに警察と消防に通報。

警察から、路上で寝ている人の状況確認を求められた運転手は「お兄さん!」と声をかけるも反応はなし。

いびきをしながら寝返りを打ったという。このあと到着した警察官に両脇を抱えられながら安全な歩道に移動した。

ふらつき、両脇を抱えられて歩道に移動する男性

この地域を管轄する糸満署によると、こうした「路上寝」の通報は「1日に複数件」あることが多い。

事故になれば命を落としかねない危険な路上寝。運転手の男性によると、明らかに泥酔している様子だったという。節度ある行動が求められる。

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