新潟県柏崎市から、初めて夏の甲子園に出場する新潟産業大学付属高校。
甲子園での勝利のポイントは、“継投策”となりそうです。

産大付属のグラウウドで、甲子園出場を決めた選手たちが汗を流していました。

【新潟産業大学付属高校 平野翔太主将】
「今年やっと甲子園に柏崎から行けたので、柏崎のみなさんが本当に喜んでくれているなら嬉しくて、甲子園でも一勝して帰りたいなと思っています」

新潟産業大学付属の注目は宮田投手と田中投手のWエース。
新潟大会決勝戦では、4回ワンナウトランナー3塁1塁の場面で先発のエース宮田がワンボールを与えると、吉野監督は、好投を続けていた宮田から田中にスイッチ。

【新潟産業大学付属高校吉野監督】
「フォームがすごく重そうだったんですね。1回からそういう感じは受けていて、早めの継投になるなっていうのは試合が始まってから思っていて」

【新潟産業大学付属高校田中拓朗投手】
「自分はロングリリーフとして、いつでもいけるように準備していました」

采配ピシャリ。
2人の継投でノーシードから頂点に上り詰めました。

【新潟産業大学付属高校宮田投手】
「自分はどんどん気持ちで行くタイプなんですけど、田中は逆に打たれても動じない。淡々と投げるタイプなので頼もしい存在です」
【新潟産業大学付属高校田中投手】
「一球一球気持ちを込めて、声で圧倒するというか」「熱い男だと思います」

甲子園でも継投リレーで、勝利を目指します。

【新潟産業大学付属高校吉野監督】
「『柏崎から甲子園』というのは、もう今実現できましたので、今度は『柏崎から甲子園で勝つ』というところに今度は目標を切り替えて、頑張ってみなさんにまた喜んでもらえるように戦っていきたいと思います」

また選手たちの足もとにかく速いんです。
平野キャプテンは、「入学時から、陸上経験のあるコーチに走り方やトレーニングを指導してもらっていた。それが3年生になって、成果が出た」と話していました。

夏の甲子園、組み合わせ抽選会は8月4日、開幕は8月7日です。

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