SNSを通じて金の投資話を持ちかけられた福岡県小郡市に住む75歳の男性が現金約5800万円をだまし取られていたことがわかりました。

男性は口座が凍結されたことによる解除手数料と税金支払いの名目で現金を要求されたということです。

小郡市に住む75歳の男性は、今年5月ごろ香港在住の女性を名乗るアカウントを使用する何者かとSNSを通じて知り合い、金の取引を持ちかけられました。

75歳の男性は、金取引状況が確認できるというサイトに登録し、今年6月から7月にかけて計3000万円ほど送金したということです。

男性が登録したサイト上では、利益が出ているように表示されていたということです。

その後、香港在住の女性を名乗るアカウントを使用する何者かが、「投資先の口座が凍結されたから解除手数料が必要である」「税金が未払いであり、4400万円を支払わなければ保有資産から差し引かれる」などと金銭を要求。

男性は、7月12日までにさらに約2800万円を送金したということです。

男性が、親族に相談したため被害が発覚しました。

警察は「SNS上での投資話は詐欺の可能性があります」「面識のない人にお金を振り込んではいけません」などと注意を呼びかけています。

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