空想上の巨大な昆虫を木彫の作品で表現した展覧会が、広島県三原市で開かれています。

会場に並ぶ巨大な虫・虫・虫…。これらは全て木をノミで彫って造形した木彫作品です。

作者で、香川県出身の彫刻家・尾身大輔さんは、2023年4月から三原市の小佐木島に移住し、制作活動をしながら地元のギャラリーの学芸員を担っています。

こちらの「空想と虫籠」と題した作品は、尾身さんが2016年に初めて「瀬戸内国際芸術祭」に出品した作品です。小豆島で害虫を追い払う伝統行事「虫送り」に発想を得たといいます。

また、この展示にあわせた作品もお披露目されました。

2023年12月に小学生までの子どもたちが描いた空想の虫の絵を基に尾身さんが制作しました。

尾身大輔さん
「自分が小さくなって虫籠に入ったり…。普段と違う日常を味わってもらえたら」

展覧会は、8月18日まで開かれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。