きのう、福岡県柳川市でヘリコプターが墜落し、パイロットと整備士とみられる2人が死亡しました。

カメラマン
「プロペラは折れ曲がり、機体は完全に焼け落ちています」

きのう午後4時すぎ、柳川市昭南町で「ヘリコプターが墜落し、煙が上がっている」と通報がありました。ヘリコプターは墜落後に炎上し、火は消防によって消し止められましたが、機体のそばで2人の遺体が見つかりました。

近くに住む人
「バイクのような音が聞こえて、何分後かに消防車の音が鳴ったから外を見たら、煙が出ていた」

佐賀県などによりますと、墜落したのは佐賀空港を拠点とする「エス・ジー・シー佐賀航空」のヘリコプターで、パイロット（50）と整備士（70）の2人が搭乗し、大分県日田市での遊覧飛行を終えて戻る途中だったということです。

現場は佐賀空港から6キロほど離れた農地で、国の運輸安全委員会は調査官2人を派遣し、事故原因を調べる方針です。

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