山形・秋田を襲った記録的な大雨による災害後に迎える最初の日曜日。雨による二次災害や熱中症が懸念される中、行方不明者の捜索などが続けられています。

記者
「この先の北青沢地区で86歳の女性が行方不明となっていて、警察などが捜索を進めています」

酒田市では、北青沢に住む86歳の女性が避難所に歩いて向かっている途中に行方不明となり、捜索が続けられています。まだ女性は見つかっていません。

この辺り一帯は荒瀬川が氾濫した地域で、現在も停電や断水が続いています。市の給水車が出て対応にあたっていて、住民は不便な状況の中、片付け作業などを行っています。

被災した男性
「(一番困っていることは)電気がないことですね。食料の保存もきかないので。扇風機やエアコンも何もつけられないので、熱中症とか健康のリスクもかなり大きい」

さらに地区の奥に進むと、荒瀬川が氾濫して流木や土砂が流れ込んでいる住宅がありました。大きな流木がほとんど手つかずの状態です。

この家に住む男性
「(困っていることは)いっぱいありすぎて何と言ったらいいか。(県と国に)多大なる支援をお願いしたい」

被災地では大変な状況での生活が続いています。

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