パキスタンにある世界第2の山「K2」で、長野県富士見町出身の登山家・平出和也(ひらいで・かずや)さんが滑落しました。

平出さんが所属する石井スポーツによりますと、山岳カメラマンでクライマーの平出和也さん45歳と中島健郎(なかじま・けんろう)さん39歳の2人が、日本時間の27日、パキスタンにあるカラコルム山脈のK2で滑落しました。

平出和也さん(2020年)


2人は標高8,611メートル、世界第2の高さがあるK2の西側を登っていましたが、標高7,000メートル地点から滑落したということです。

ヘリコプターによる救出を試みたものの、標高や斜面の角度により着陸ができず、地上からの救出を試みています。

富士見町出身の平出さんは、国際的に優れた登山家に贈られるピオレドール賞を2008年に日本人として初めて受賞し、その後、17年、20年にも贈られています。

2人の安否は不明で、所属先が情報収集を行っています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。