海上自衛隊ヘリ2機は“墜落”　木原防衛大臣「衝突した可能性が高いと判断」　見つかった隊員1人は死亡確認

海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に連絡が途絶えた事故について、木原防衛大臣は2機が「衝突した可能性が高いと判断している」と明らかにしました。

木原防衛大臣
「事故発生当初より懸命な捜索、救難活動を行ってきたものの、このような状況に至りまして、とても残念でなりません」

防衛省によりますと、きのう午後11時頃、伊豆諸島の東の海域で夜間訓練中だった海上自衛隊のヘリコプター2機との連絡が途絶えました。

乗っていた合計8人のうち1人が救助され、7人が行方不明となっていますが、木原防衛大臣は見つかった1人の死亡が確認されたと明らかにしました。

また、このヘリコプター2機のフライトレコーダーをそれぞれ近接した場所で発見したことも明らかにした上で、この2機が「衝突した可能性が高いと判断している」と述べました。

現場周辺ではブレードを含む機体の一部も見つかっているとのことで、こうした状況などから2機は墜落したと断定しました。

引き続き自衛隊と海上保安庁は行方不明となっている7人の捜索にあたっています。

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