募金箱に入っていた10万円金貨
募金箱は国際的に活動する太鼓芸能集団「鼓童」(新潟県佐渡市)が、浅草観光連盟と合同で公演会場に5日間設置していた。鼓童を運営する北前船国内営業制作部の川村真悟さん(40)は「ぱっと見た時は外国の硬貨かと思った。価値のあるものと分かり、大変驚いた」。関係者で協議し、匿名の志に感謝しつつ、支援をより充実させるために換金したという。公演会場のロビーに設けられた募金箱
記念硬貨などを扱う新橋スタンプ商会の寺田実社長(65)は10万円金貨について「昭和61年に1000万枚、翌年に100万枚発行された金貨で、重さはいずれも20グラム」と説明。安全資産とされる金は近年、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で相場が高騰している。 募金総額は30万円を超え、鼓童と浅草観光連盟は日赤を通じて被災地に届ける。(小形佳奈) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。