東京労災病院の医療機器をめぐる贈収賄事件で逮捕された医師が、同僚の医師にも医療機器メーカーの製品を使うよう勧めていたことが新たにわかりました。

きょう送検された「東京労災病院」の医師の浅沼雄太容疑者（41）は、医療機器メーカーの前営業部長の小野田大容疑者（46）と社員の加藤高彰容疑者（39）から、おととし、便宜をはかった見返りに現金およそ50万円の賄賂を受け取った疑いがもたれています。

その後の捜査関係者への取材で、浅沼容疑者が、同僚の医師にも医療機器メーカーの販売する製品を使うように勧めていたことが新たにわかりました。

製品を使えば、メーカーから現金に換金できるポイントが付与される仕組みで、同僚が使った製品に対するポイントも浅沼容疑者が得ていたということです。

警視庁は余罪についても調べています。

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