連合チームを含む39校38チームが、熱戦繰り広げた夏の高校野球島根大会。高校球児のあこがれ「甲子園」をかけた決勝戦は、大社と石見智翠館の対戦となり、手に汗握る展開となりました。
試合は、大社・馬庭。石見智翠館・杉本。両投手の投げ合いで始まりました。
試合が動いたのは3回表。石見智翠館は、先頭の青木のホームランで先制します。
その裏の大社は、フォアボールとヒットでランナーは1・3塁。
ここで、3番石原がセンターに打ち返し、すぐさま同点に追いつきます。
一方、5回の表。石見智翠館は、先制のホームランを放った青木の2打席連続ホームランで、再び勝ち越します。
これに対して、6回裏の大社。フォアボールとヒットでランナーは1塁3塁。8番・園山のセフティースクイズで2対2の同点に追いつきます。
そして、さらに7回裏。フォアボールのランナーが、盗塁と送りバントでノーアウト3塁。ここで、3番・石原のセーフティースクイズで勝ち越します。
大社は、この後エース馬庭が、最後まで投げ切り、3対2で石見智翠館を下し、32年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決めました。
第106回全国高校野球選手権大会は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で、8月7日から始まります。
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