山形県新庄市では、救助に向かっていたパトカーが流され、乗っていた警察官2人のうち1人が死亡し、1人が行方不明となっています。

26日の様子
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27日も朝から捜索が行われていますが、午後5時時点で、いまだ発見には至っていません。

26日の様子

警察によりますと、25日夜、一般人からの救助要請を受け、現場に向かっていたパトカーが新庄市本合海の福田山橋付近で流されました。

26日の様子

パトカーには、新庄警察署の20代の男性巡査部長と20代の男性巡査長が乗っていて、25日午後11時43分に巡査長から「流された」と110番通報があったということです。

26日の様子
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その後、26日午前0時12分頃に今度は巡査部長から110番通報がありましたが、その連絡を最後に、2人とは連絡が取れなくなったということです。

消防や警察などが捜索をしたところ道路から流され、水田で逆さまになったパトカーが発見されました。

パトカーの周辺には他に車3台があり、ボンネットの上に避難するなどしていた一般の人が救助されています。

26日の様子

しかし、警察官2人は見つからず、26日午後2時頃、本合海の福田山橋から西におよそ1キロの地点で水没した男性1人が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。

警察では服の階級章などから巡査長と判断したということです。

もう一人の巡査部長は26日の捜索では見つかりませんでした。

■独自 引きあげられるパトカー

26日の様子

26日午後6時過ぎ、水田から引き上げられたパトカーは泥が付き、後ろの窓が割れていました。

26日の様子
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警察や消防では27日朝からも捜索を行っていますが、午後5時時点で、いまだ発見には至っていません。

27日の様子
27日の様子

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