能登半島地震により開催できなくなっていた「輪島朝市」が、山梨県忍野村で出張開催されています。

「出張輪島朝市」は、能登半島地震をきっかけに観光地の忍野村でも防災について考えてもらおうと、村の有志で作るボランティア団体が、初めて企画したものです。

会場には、「輪島塗り」の箸やおわんの他、アジやイカの干物などを販売する約10のブースが並び、輪島朝市組合のスタッフも現地から駆けつけて、商品の魅力を説明しました。

また、地元の中学生が手作りした家内安全や無病息災を祈願する村伝統のお守り「ひいち」も販売され、訪れた人たちは被災地の早期復興を祈って購入していました。

「輪島塗り」を購入した人:「長く使える良いものですし、ネットだと安心できないので、こういう機会に応援の気持ちも込めて買いました」

「ひいち」を購入した人:「デザインが良かったのと、中学生が被災地を思って一生懸命作ったと聞いて、素晴らしいと思いました」

イベントは、7月27日と28日の午前9時から午後3時まで、忍野八海・向の家駐車場で開催されています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。