松本市で60人ほどの消防団員に対する2023年度分の報酬の一部が支払われていなかったことが分かりました。

市によりますと、未払いとなっていたのは、里山辺(さとやまべ)地区を管轄する第19分団の団員61人分の2023年度分の報酬の一部あわせて240万円余りです。

未払いだったのは年度ごとに支払われる「年額報酬」と呼ばれ、6月中旬に、消防団員から市へ問い合わせがあり発覚しました。

3月上旬、支払いに必要な書類に不備があったため、市の担当者が分団長に書類を送り返し、4月末までに3回電話で再提出を依頼しましたが、その後、書類の提出がないまま、担当者も対応を忘れ、支払いの確認をしていませんでした。

市は、7月中に報酬を振り込むとしていて、今後は、手続きの見直しや支払い状況のチェックを徹底するとしています。

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