パリオリンピック™は日本時間の27日午前2時半から開会式が行われます。
すでに始まっている競技もありますが、長野県関係では14人が出場します。


4年に一度のスポーツの祭典。

舞台となる現地パリはオリンピック一色に染まっています。

信州のアスリートも続々と現地に入っています。

まずは、メダルの期待がかかるアーティスティックスイミング。

チーム種目に長野市出身の小林唄(こばやし・うた)選手と、千曲市出身の和田彩未(わだ・あみ)選手が出場します。

長野市に拠点を置く長野アーティスティックスイミングクラブに所属し、中学時代からデュエットを組む2人。

そろっての出場に思いを強くしています。

和田選手:
「小さい時からずっと一緒にやってきた唄ちゃんとオリンピックに出場できることは本当にうれしくて、全部力を出し切ってきたいと思います」

小林選手:
「2人で長野に笑って帰ってこられるように頑張ります」

ダイナミックな技を繰り出す白馬村出身、スケートボード・パーク種目の永原悠路(ながはら・ゆうろ)選手。

パークは、くぼ地のコースを自由に滑り、制限時間内に空中で繰り出す技の難易度などを競います。

表彰台を狙うため、これまで一度も使っていない大技を本番の決勝で成功させると意気込みます。

永原選手:
「1年間練習してきた技なので本当に出したい気持ちは強いです」
「まずは本当にかっこいい滑りができればいいなと思います」
「自分の頑張っている姿をみなさんに見てもらいたい」

塩尻市からオリンピックに初出場となる柔道姉妹。

姉の出口クリスタ選手は、57キロ級、妹のケリー選手は52キロ級です。

父親の母国・カナダ代表として出場します。

ケリー選手:
「自分を信じることを忘れずに、1つでも多く勝ち、ダークホース的な存在になれるように、目標は高く、頑張ってまいります」


クリスタ選手:
「もう本当に楽しんでくること、あと自分らしい柔道をしてくることを胸に、頑張ってきたいと思います。市長には、メダルを取ったら(市内の)郷原街道でパレードをしてもらうという約束をしてもらっているので、ぜひメダルを持って帰ってきたいと思います」

6月、オリンピックの前哨戦となるネーションズリーグで銀メダルを獲得したバレーボール女子日本代表。

ロンドン以来12年ぶりとなるメダルを狙うチームには、長野市の裾花中学校を卒業した石川真佑(いしかわ・まゆ)選手も主力として出場予定です。

石川選手:
「簡単な試合は1つもないと思うので、全員で戦えればいいなと思っています」

また、信州大学附属長野中学出身の野口宜裕(のぐち・よしひろ)選手が7人制ラグビーに出場し、26日の試合でトライをあげる活躍を見せました。

大会初日の27日には、男子バスケットボールがドイツとの初戦に登場。

信州ブレイブウォリアーズに関係のある選手2人、2023年まで在籍したジョシュ・ホーキンソン選手と、2025年シーズンから新たに加わる渡邉飛勇(わたなべ・ひゅう)選手が出場予定です。

その28日は、女子バレーボールがポーランドとの初戦を迎えます。

同じ日に柔道の出口姉妹の妹、ケリー選手が出場し、翌29日には姉クリスタ選手が出場します。

クリスタ選手は世界ランキング1位として挑みます。

8月に入ると、アーティスティックスイミングの和田選手と小林選手。

スケートボード・パーク種目には永原選手が登場します。

そして、陸上のマラソンには佐久長聖高校出身の大迫傑(おおさこ・すぐる)選手が出場。

カヌースラロームには、飯田市出身の矢沢亜季選手が、柔道女子のモンゴル代表に佐久長聖高校出身のオトゴンバヤル・フスレン選手、総合馬術にnittoh所属の大岩義明選手、障害馬術に小川村出身の佐藤英賢選手が出場します。

ニュースワイドでは合わせて14人の長野県関係の選手の活躍をお伝えしていきます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。