25日、JR山陽線の列車内で不審物騒ぎがありました。不審物とされたものは空き缶で、警察は「落とし物」として保管しています。

警察とJR西日本によりますと、25日午後3時半ごろ、白市駅に停車している山陽線の列車の乗務員から、「銀色の缶が列車内にある」と110番通報がありました。缶は、高さ20センチから30センチ程度で、座席の下から発見されたということです。

県警の爆発物処理班などが出動して調べたところ、缶の中身は空で、異常はありませんでした。中にはもともと白色の塗料が入っていたとみられています。

この影響で山陽線は三原~西条間の上下線で午後7時半までおよそ4時間にわたり運転を見合わせました。およそ1万5000人に影響したということです。

警察は列車内で見つかった空き缶を「落とし物」として処理し、東広島警察署に保管しています。今のところ、持ち主は現れていないということです。

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