ウエディングを専門にしている宮崎市のフォトスタジオに注目します。
このフォトスタジオ、宮崎県内だけではなく全国各地から多くのカップルが訪れています。
一体、何がカップルをひきつけているのか、その魅力を取材しました。

スタジオを訪れるカップルのおよそ7割は県外客

ウェディング用の写真撮影が行われているのは、宮崎市のフォトスタジオ「eggfilm(エッグフィルム)」。

とってもファンタジーな世界が広がっています。

(eggfilm 有川昇吾社長)
「とにかく花嫁様に喜んでいただきたくて、花嫁様の理想を詰め込んだスタジオとして作りました」

このスタジオを訪れるカップルのおよそ7割は県外客。

(長崎から)
「想像以上にすばらしかった」
(大阪から)
「自分笑顔が苦手なんですけども、すごく和やかな感じで、『キャー!ワー!』みたいな感じで楽しそうに撮ってくださったので、いい笑顔を撮れたと思います」
(大阪から)
「いろんな経験というか、思い出もできてよかったです」

スタジオを開設した4年前に比べて売り上げを10倍に伸ばしているという「eggfilm」。
なぜ、全国から多くのカップルが訪れるのか?その秘密に迫ります。

まるで映画のワンシーン

全国から多くのカップルが訪れる宮崎市のフォトスタジオ「eggfilm」。
そこで撮影されたウエディングフォトがこちら。

まるで映画のワンシーンのようです。

(カメラマン 櫻木結香さん)
「お2人らしさをしっかり残せるように、あと、そのお2人の一番ベストな写真、一瞬一瞬をしっかりと撮れるようにと思って、お声掛けさせていただいてます」

宮崎県という土地が一緒になって、お客様をおもてなししてくださってる

スタジオの社長を務める有川昇吾さん。
石川県出身の有川さんは、カメラマンとして勤めていた会社の異動で2009年に来県。
その後、独立して「eggfilm」を立ち上げました。

(eggfilm 有川昇吾社長)
「宮崎県という土地が一緒になって、うちのお客様をおもてなししてくださってるような、そういうふうな感覚に今なっていて、本当によかったなと思っています」

「eggfilm」は、2020年、宮崎市に1つ目のスタジオを開設。現在は、ファミリースタジオも含め、宮崎に4つ、鹿児島に2つのスタジオを展開しています。

(eggfilm 有川昇吾社長)
「うちのスタジオ、基本的に自分たちでデザインして、自分たちが装飾して作っているのですけれども、このあたりはモルタル造形という技法を使って、作られているものですね。あそこは職人さんと一緒にコラボレーションして作っていますね」

細部までこだわったスタジオの装飾。

こちらの暖炉は中がすすで汚れたように塗装してあり、リアルな質感に仕上げています。

常に新作を提供できる こだわりのドレス

そして、とことんこだわっているのがドレスです。

(eggfilm・ドレスのバイヤー 野崎菜織さん)
「新しいものからいろんなタイプのドレスを、メーカー、ブランドにこだわらず、値段にこだわらず、喜んでいただけるものを仕入れている」

年に3回ほど開かれている国内のドレスブランドが集まる展示会では、一度に20着から30着を購入していて、常に新作を提供できる体制をとっているそうです。

また、今年中には、海外ブランドのドレスも仕入れ始める予定です。

(eggfilm・ドレスのバイヤー 野崎菜織さん)
「花嫁様が憧れている韓国ドレスとか、いろんなものをエッグの花嫁さんに届けられるように仕入れていきたいなと思っているのと、あとはエッグの世界観っていうのがあるので、エッグの世界観を詰め込んだオリジナルのドレスというのを今後展開していけたらいいなと思っています」

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