２５日夕方の雨で、滋賀県米原市の伊吹地区で土石流が発生し、１２７世帯３１３人を対象に「緊急安全確保」が発令されました。２５日午後６時までの１時間におよそ４０ミリの激しい雨が降ったとみられています。


米原市によりますと、住宅数件に被害が出ているという状況で、一夜明けて、避難所に逃げている人は２６日午前９時前の時点で４世帯６人です。

同じ場所では７月１日にも土砂災害が起きていて、再びの緊急安全確保となりました。

（伊吹地区の住人）「（１日から）家の周りの水路の泥も全部掃除して、溜まっていた泥も全部かき出して、ほぼきのう全部終わったなって思ったところ。こんなにすぐ来るとは思ってなかったね」

一夜明けた伊吹山と住宅地の様子は、どうなっているのでしょうか。上空から撮影すると流出した土砂を重機などでかき出していました。

今回は、警報装置と防災アプリによって、速やかな通知と避難ができたということですが、根本的な原因が解消しない限り、大雨で同じ危険が繰り返さるおそれがあると、住民は不安を覚えています。

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