高校野球大分県大会は、いよいよ27日に決勝戦が行われる。甲子園初出場を目指す大分舞鶴と4年連続の優勝を狙う明豊が激突する。

25日に行われた準決勝第一試合。大分舞鶴は初回、大分に4点を許し、序盤から苦しい展開に。しかし、2回以降は先発した2年生エース秋田康介が、無失点に抑える力投。それに打線が応え、8回にはキャプテンの若杉悠諒が相手のエラーを誘う内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。

大分舞鶴 若杉悠諒主将

5ー4で逆転勝ちした大分舞鶴は2年ぶりの決勝進出で、若杉悠諒主将は「これまで決勝で敗れてきた先輩方の分まで、なにがなんでも次は勝てるようにがんばる」と語った。

一方、明豊は準決勝で、圧巻の強さを見せつけた。この試合、12安打を放ち、津久見を相手に7ー0の8回コールド勝ちを収めた。エースの野田皇志(3年)は140キロ中盤の重い直球を武器に、被安打3・無失点の完封劇を披露した。

明豊 山内真南斗主将

また、明豊は今大会失策ゼロの堅守で勝ち上がり、決勝進出は4年連続となる。山内真南斗主将は「優勝しか目指してないし、そこを目標にして春先からやってきたので優勝できるようにがんばりたい」と意気込む。

第1シード校同士の対決となった決勝は、大分市の別大興産スタジアムで27日午前10時に始まる。

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