大阪府の咲洲庁舎の地下駐車場に美術品が放置されていた問題で、専門家が点検した結果、カビなどが発生している作品があったことがわかりました。

 去年7月、評価額2億円を超える美術品105点が大阪府咲洲庁舎の地下駐車場に放置されていたことが発覚し、現在は大阪府の施設に保管されています。

 府によりますと、今年2月に美術品の修復技術の専門家らが作品を調査した結果、部材が欠落・変形していたり、カビが発生していたものが15点見つかったということです。

 調査チームは今年3月末には府に報告していて、府は今後、作品を修復するか検討するとともに、必要があれば作者に連絡するとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。