復元された弥生人の顔、「青谷上寺朗(あおやかみじろう)」に続く2人目の名前は、「青谷来渡(あおやらいと)」になりました。
元になったのは、鳥取県鳥取市にある青谷上寺地遺跡から出土した頭蓋骨。
2体目となる少年の像の名前が決まりました。

決まった名前は「青谷来渡」。
1239件の応募の中から、広島県の木下雅弘さんの案が選ばれました。

命名の理由は、青谷に移り住んだ渡来人の子孫だから。
審査では名前の響きが明るく、子供らしいと評価されました。

鳥取市にある弥生時代の遺跡、青谷上寺地遺跡からは、100人分以上の人骨が出土し、鳥取県は頭蓋骨を元にして弥生人の顔の復元に取り組みました。

一昨年完成の1体目が成年の男性で、名前は「青谷上寺朗」に。
今年完成の2体目は、当初女性と思って復元を始めましたが、実は男の子だったことが判った経緯がありました。

遺跡には史跡公園も整備されていて、上寺朗とともに来渡も、まさに弥生時代の顔として活躍することになります。

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