23年9月、広島県大崎上島町沖でえい航作業の船が転覆し2人が死亡した事故で、呉海上保安部は現場の作業を指揮していた造船会社の社長を書類送検しました。

この事故は23年9月、えい航されている浮きドックの向きを変えようとした作業船が転覆し、2人が死亡したものです。

呉海上保安部は現場で総責任者としてえい航作業を指揮していた、大崎上島町に住む造船会社の社長の男性を、業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。男性は、海上保安部の調べに対して、事故を発生させた事実を認めているということです。

呉海上保安部は、えい航されていた浮きドックのスピードが速かったことが作業船が転覆した原因とみています。

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