大分県津久見市の保戸島で127人が犠牲になった空襲から79年目の25日、地元の小中学校では平和集会が開かれ、子どもたちが平和への思いを新たにしました。

津久見市保戸島は1945年7月25日、小学校の前進となる国民学校が空襲を受け、児童と教員あわせて127人が亡くなりました。あの日から79年目の25日、保戸島小学校と中学校では平和集会を開きました。集会には全校児童・生徒3人が参加し、小学6年生の釘宮菜月さんがこれまで学習した当時の空襲の状況などを紙芝居を使って発表しました。

(児童)「戦争は絶対にしてはいけないと思いました」「保戸島空襲のことを大人になっても語り継いでいきたい」「二度と戦争を起こさないためにきょうのことをみんなに知らせていきたい」

戦後79年が経ち、保戸島では空襲の記憶を次の世代にどう伝えるか課題となっています。

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