パリオリンピック™はいよいよ26日に開幕しますが、それを前に一部の競技が始まりました。
県勢のトップを切って、7人制ラグビーの信大附属中学出身・野口宜裕(のぐちよしひろ)選手が登場しました。


7人制ラグビーの基本的なルールは通常の15人制とあまり変わりません。

共に同じ大きさのフィールドを使いますが、大きな違いは15人制が40分ハーフなのに対し7人制は7分か10分のハーフです。

パリオリンピックでは、決勝戦は10分ハーフ、それ以外は7分ハーフで行われます。

短い分、1日に数試合を行います。

15人制に比べると、攻守の切り替えが激しいのが特徴で、スピードと豊富な運動量が求められます。

野口選手は、小学1年から9年間を長野市で過ごし、大阪の高校に進学してからラグビーを始めました。

主なポジションは、攻撃の起点となるスクラムハーフで、今回が初めてのオリンピック出場となります。

日本時間の25日未明に行われた7人制ラグビー男子の予選。

初戦の相手は強豪・ニュージーランドです。

スタメンで出場した野口選手のキックオフで試合はスタートしますが、開始早々いきなりトライを決められます。

しかし、日本もすぐさまトライ!

コンバージョンキックも決め、同点に追いつきます。

しかし、その後は、相手に立て続けにトライを奪われます。

野口選手は得意のステップで奮闘。

日本は終了間際にトライを決めますが、12対40で黒星スタートとなりました。

そして、およそ3時間後にはアイルランドと対戦。

野口選手はこの試合もスタメンで出場です。

試合は、フィジカルとスピードで相手に圧倒され、5対40で敗れました。

日本は25日午後11時から予選リーグ最終戦で、南アフリカと対戦します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。