きのう昼ごろ、埼玉県で吹いたとみられる竜巻などの激しい突風で、県内ではこれまで7人が重軽傷を負い、建物への被害も確認されています。

埼玉県では、きのう昼ごろ竜巻などの激しい突風が吹いたとみられ、県内各地で被害が確認されています。

埼玉県によりますと、きょう午前9時時点で7人が重軽傷を負ったということです。

このうち、川口市では突風の影響で、落ちてきた看板に当たった60代の男性がろっ骨を折る重傷を負ったほか、毛呂山町の高校のグラウンドでは、倒れた木が16歳の男子生徒の頭にあたり、けがをしたということです。

ほかにも、さいたま市では、突風で飛んだ屋根の修理をしていた人が転落し、軽傷を負うなどしました。7人はいずれも命に別状はないということです。

また、住宅への被害も相次いでいてこれまで富士見市や坂戸市などで屋根が飛ばされるなど、県内で26件の被害を確認しているということです。

気象庁はきょうも、午前中から突風の原因などについて現地で調査を進めています。

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