島根県警出雲警察署は23日、島根県出雲市内のアパートのドアに尿をかけて汚し、交換を余儀なくさせたとして市内に住む男を逮捕しました。

建造物損壊の疑いで逮捕されたのは、出雲市に住む会社員の男(25)です。

警察によりますと、男は先月22日午後4時24分頃から翌日午後4時過ぎ頃までの間に、市内にあるアパート2部屋の玄関ドアに尿をかけた疑いです。

部屋の住人から「帰宅した所、玄関に黄色いねっとりした何かがかけられていた」と出雲警察署に電話で通報があり、臨場した警察官が玄関のドアノブ付近やドアに取り付けられたポストの中のほか、隣室のドアノブ付近にも液体がかけられているのを確認しました。

採取した液体の分析で尿だと分かり、現場付近の防犯カメラの映像などから男の犯行が明らかになったとして逮捕しました。

調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

男と、被害に遭った部屋の居住者やアパートの経営者に面識はなく、警察では男の単独犯と見て原因や動機を調べています。

ドアは1枚当たり10万2050円相当で、2枚交換することになり20万4100円の被害が生じたということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。