広島県竹原市で「金くれえ言ったじゃろうが」などと言い、レスキューハンマーで車のフロントガラスを打ち付けるなどしたとして、広島県警は24日、広島市西区に住む79歳の男を逮捕しました。

強盗未遂の疑いで再逮捕されたのは、広島市西区天満町に住む無職の男(79)です。

警察によりますと、男は18日午後2時すぎ、竹原市港町で乗用車に乗っていた女性(61)に、持っていたレスキューハンマーを示しながら「金くれえ言ったじゃろうが」「いつまで待たすんや」などと怒号し、フロントガラスをレスキューハンマーで複数回打ち付けた疑いがもたれています。

女性が車を発進させ、その場を立ち去ったことで、未遂に終わりました。

警察の調べに対し、男は「フロントガラスを叩いたことは合っている。ただ、『金くれえ言ったじゃろうが』とは言ってないし、金を強取するつもりはなかった」と話しているということです。

男は事件当時、ナイフを携帯していたとして、18日に銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。その捜査の中で、今回の容疑が浮上したということです。

男と女性は知人関係だったということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

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