リニア中央新幹線の長野県駅区間の工事について、JR東海は、2031年末の完了とする新たな見通しを示し、工期の遅れについて陳謝しました。

飯田市で23日夜開かれた説明会には、近隣住民などおよそ40人が参加しました。


この中でJR東海は、市内に新設する「長野県駅」を含む工事について、2026年3月完了としてきた計画を5年9か月延長し、2031年末完了とする新たな見通しを示しました。

工事に先立つ用地取得交渉や、埋蔵文化財調査の長期化などを理由としています。


JR東海 杉浦禎信(すぎうら・よしのぶ)担当部長:
「工期の延伸、あるいは開業の遅れというのは、皆様のご期待を裏切る形となった。申し訳ない」

品川・名古屋間に設けられる予定の6つの駅で、工期の延長が示されたのは長野県駅が初めてです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。