大町市の登山道で23日午後女性がクマに襲われ顔にけがをしました。

女性はドクターヘリで病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

午後2時ごろ、大町市平(たいら)の登山道「柏原新道(かしわばらしんどう)」で、「女性がクマにひっかかれた」と一緒にいた仲間から消防に通報がありました。

警察と消防によりますと、けがをしたのは県外に住む70代の女性で、女性はクマに顔をひっかかれ、耳と頬から出血した状態でドクターヘリで長野市内の病院に運ばれました。

消防によりますと、命に別状はないとみられます。

女性は、友人4人と下山中で、目撃した友人によりますとクマは成獣とみられる大きさで、山に逃げて行ったということです。

大町市では、「クマ出没警戒警報」を出し、今後1週間、山に立ち入る際は鈴や笛を鳴らすなど特に警戒するよう呼びかけています。

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