給食の牛乳を飲んだ一部の児童や生徒が体調不良を訴えた問題で、仙台市は、味やにおいを事前に確認する「検食」について、夏休み明けから平常の態勢に戻すことになりました。

仙台市によりますと、牛乳の提供を再開した5月17日以降、味やにおいの異常、体調不良者が確認されていません。このため、夏休み明けから仙台市立の小中学校などでは、異物の混入や風味などの異常がないか、事前に確認する検食について、平常態勢に戻すことになりました。牛乳の提供再開後は、従来は校長のみが担当していた検食を教頭や栄養教諭を加えた3人態勢で行っていました。

仙台市では、不安で牛乳を飲まないと申し出た児童生徒には、引き続き提供しない措置を続けるということです。また、給食の牛乳で同じような問題が今後起きた場合に備え、関係機関の連絡先や回収方法などを盛り込んだマニュアルの整備を検討しているということです。

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