ハワイ大好き家族がハワイアンカフェの常設店舗オープンを目指します。雄大な自然の中で、ハワイのようなゆったりとした空気感を感じながら、忙しい日々からの解放感も味わえそうです。

たっぷりのニンニクやスパイスに漬け込んだ大きなエビをフライパンでグリル。

ハワイのソウルフード、ガーリックシュリンプの完成です。

土江諒 記者
「大きなエビのブリブリ感と鼻から抜けるガーリックの香りが最高に美味しいですね。オアフ島のノースショアで食べたガーリックシュリンプを思い出します」

販売するのは、鳥取県大山町にある「BIG WAVE」。

鳥取市の賀露を拠点に営業するキッチカースタイルのハワイアンカフェです。

店を営むのは、中尾さん親子。

BIG WAVE 中尾茉里さん(娘)
「前世ハワイに住んでたでしょ?ってくらいハワイに来ると、それこそ涙流すんですよ」

中尾さん家族は、みんな大のハワイ好き。

ですが、コロナ禍は渡航ができませんでした。

そこで、行けないなら鳥取にハワイを作ってしまおうと思い立ち、3年前からキッチンカーをスタート。

そして今年、新たなチャレンジに乗り出します。

BIG WAVE 中尾佳子さん(母)
「今流行りのトレーラーハウス。これを使ったカフェを展開したいなって思っています」

常設店舗のオープンです。

大山町といえば、2月、ハワイの私立学校と業務提携を結んだり…

ハワイから来た少年たちと交流が行われていたり…

御来屋漁港にはハワイなどから集まったデザイナーが描いたアートもあったりと、何かとハワイと縁がある町です。

常設店を作るのも、やはりそういった理由かと思いきや…

BIG WAVE 中尾佳子さん(母)
「海が見れて山、(ハワイ島の)マウナケアの星空に魅了された私なので、山という要素も欲しくて。(この土地を)譲ってくださるって話がたまたまのご縁で、ここに繋がりました」

BIG WAVE 中尾茉里さん(娘)
「実はそれまで、御来屋って場所は知らなくて」

中尾さん親子が愛してやまないのが、ホテルやブランド店が立ち並ぶ人気観光地「オアフ島」ではなく、山と海、火山、星空など大自然を存分に味わうことができる「ハワイ島」です。

大山町はまさにその「ハワイ島」を感じられる場所だと考え、出店を決めたとんだとか。

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