連日最高気温35℃以上の猛暑日が続く日本列島。熱中症には厳重な注意が必要です。

こうした中、熱中症のリスクに備えた保険の参入や加入が目立っています。

熱中症で救急搬送半数以上が高齢者

消防庁によると、7月1日から14日までの熱中症による救急搬送者数は全国で1万5299人で、24人が死亡しています。

去年、熱中症で救急搬送された人の54.9%が「高齢者」で、発生場所は「住居」が39.9%と最も高くなっています。

その熱中症リスクに備えるものとして「熱中症保険」が注目されています。

熱中症保険 申し込み件数が過去最多に

住友生命の子会社が提供するPayPayほけんの「熱中症お見舞い金」は1日100円から加入できる保険商品。

熱中症と診断され点滴などの治療を受けた場合は1万円、入院した場合は3万円が支払われます。

2年前にはじまったサービスで今年の申込件数は今月16日時点で、7万4000人を超え過去最多となっています。

月額200円のプランもあり、本人だけでなく、家族の分も申し込み可能。

夏休み期間中の子供の部活動に備えたり、遠方に住む高齢の家族のために加入するケースも多いそうです。

熱中症保険 新規参入企業も

また、今年6月からはNTTドコモも熱中症保険に参入しました。

もっとも安いプランは保険料1日80円(最安値)からで、救急搬送された場合も見舞金として5000円が支払われるのが特徴です。

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