手や足、口の中に発疹ができる「手足口病」の全国の患者の数が16週連続で増加し、過去10年で最多に迫っています。

「手足口病」は手や足、口の中に水疱性の発疹ができるウイルス性の感染症で、主に夏場に4歳くらいまでの子どもを中心に広がります。

国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科で今月14日までの1週間に報告された患者は1医療機関あたり13.34人でした。前の週より1.16倍となり、16週連続で増加しました。

これは過去10年で最も多い2019年7月の13.42人に次いで2番目の多さになっています。

厚生労働省は手洗いの徹底などを呼びかけています。

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