陸上自衛隊は22日、徳島から鹿児島県鹿屋市に飛行したヘリコプターの部品の一部を紛失したと発表しました。部品は飛行中に落下した可能性もあるということです。
陸上自衛隊第12旅団司令部によりますと、22日午後4時半ごろ、鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に着陸した北宇都宮駐屯地所属のヘリ「UHー60JA」を点検したところ、機体後方のプロペラのギアボックス付近にあるカバーを開閉するための蝶番のピン1個がなくなっているのが確認されたということです。
ヘリは訓練のため、22日午後1時14分に徳島空港を離陸した後、高知県の室戸岬や宮崎県の都井岬を経由して、午後3時47分に鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に着陸したということで、紛失したピンは、飛行中に落下した可能性もあるとしています。
ピンは、長さ約10センチ、直径約2ミリ、重さは約6グラムです。
これまでに、人や建物への被害は確認されていないということです。
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