関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、関東地方南部を中心に、雷を伴った激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降って地盤の緩んでいる地域があります。大気の非常に不安定な状態は、23日にかけて続く見込みです。

関東甲信地方では、22日夜遅くにかけてと23日午後は、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる地域が拡大する可能性があります。

23日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 50ミリ
  関東地方南部 30ミリ
  甲信地方   30ミリ
22日18時から23日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 80ミリ
  関東地方南部 80ミリ
  甲信地方   50ミリ

また中国地方では、23日昼前から夜遅くにかけて、地上付近の暖かく湿った空気や強い日射の影響で、再び大気の状態が非常に不安定となるため、局地的に雷雲が発達する見込みです。竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。

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