宮城県登米市にある「旧亘理家住宅」が、国の有形文化財に登録される見込みとなりました。

登米市迫町佐沼にある「旧亘理家住宅」は、仙台藩の時代に佐沼地域を治めていた佐沼亘理家9代目の亘理隆胤が明治時代に建築しました。

文部科学省の文化審議会は7月19日、この住宅の「主屋」「茶室」「表門」を登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申しました。

入り口にある風格ある表門と、畳敷きの3部屋が続き洗練された造りの主屋、さらに隣接する茶室と庭園が一体となり、邸宅全体の景観が歴史を感じさせると評価されました。

登米市歴史博物館 小野寺智哉副館長:
「歴史的また文化的価値が評価されて登録となり素直に嬉しい。一体的な景観的な価値の部分も評価された」

登米市歴史博物館 小野寺智哉副館長

登録は官報の告示をもって正式に決まり、登録されれば県内の登録有形文化財は218件となります。

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