登録していないドローン1台を静岡県御前崎市で飛行させた疑いで、53歳の男性会社員が7月19日、書類送検されました。

航空法違反の疑いで書類送検されたのは、静岡県掛川市の会社員の男性(53)です。

警察によりますと、男性は6月5日午後6時頃、御前崎市御前崎で国土交通大臣が作成する無人航空機原簿に登録していないドローン1台を飛行させた疑いが持たれています。

事件は、航空自衛隊御前崎分屯基地の隊員が「ドローンが飛んでいる」と菊川警察署に通報したことで発覚しました。

男性は景色を撮る目的でドローンを飛行させたとみられています。

防衛関係施設などの国が指定する重要施設の上空や、周辺300メートル以内でのドローンの飛行は禁止されていて、男性がドローンを飛行させていたのは、300メートル以上離れた場所でしたが、無登録だったことが分かり、静岡地方検察庁に書類送検されました。

静岡県警警備部の眞野義文参事官兼公安課長は「今回、無登録ドローンを飛行させた場所は防衛関係施設付近で、施設周辺でのドローン飛行は禁止されている。ドローンの飛行に関しては、関係法令に従って必要な手続きや方法を守り適正に飛行させていただきたい」とコメントしています。

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