日本三大祭りの一つ、大阪の天神祭で7月25日の夜に約3000発の花火が打ち上げられます。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2019年を最後に中止が続き、去年は4年ぶりの開催でした。今年も花火の模様をライブ配信致します。

天神祭奉納花火はいつ?何時から何時まで開催される?

過去に開催の天神祭奉納花火の様子


花火は7月25日の午後7時半から開催される予定です。荒天時は中止となる可能性があります。場所は大阪市の桜之宮公園や川崎公園周辺で行われる予定です。菅原道真公に奉納するための花火が約100隻もの船団が浮かぶ大川に、約3,000発の花火が夜空を彩られるということです。

「天神祭」は日本三大祭りのひとつ 平安時代から始まる

「天神祭」は日本三大祭りのひとつで、7月25日の本宮の夜は篝火や提灯を掲げた約100隻の船が大川を行き交う船渡御があり、それに合わせて奉納花火が打ち上げられます。「天神祭」は平安時代に始まったとされていて、大阪天満宮に祀られている菅原道真公に大阪のさらなる繁栄を祈願するお祭りです。

去年は4年ぶりに船渡御が復活

日本三大祭りの一つ、大阪の天神祭は本宮を迎え、船が川を行き交う「船渡御」が行われました。船渡御と奉納花火はコロナ禍の影響で2020年以降、去年まで開催が見送られてきました。

2019年を最後に船渡御や花火は中止…去年は4年ぶり復活

過去に開催の天神祭奉納花火の様子

新型コロナウイルスの感染拡大で2020年から船渡御や花火などは中止されていましたが、去年は新型コロナの感染状況が落ち着きつつあり、伝統文化の継承の観点から完全な形での実施が決まっていました。

おととしは大行列が練り歩く「陸渡御」が実施され、密を避けるため神輿はかつがずに台車に乗せて運び、行列に参加する人数も通常の3000人から半分以下に減らしたということです。

天神祭のスケジュール

7月24日《宵宮》

午前4:00~ 一番太鼓
午前7:45~ 宵宮祭
午前8:30~ 鉾流行列出発
午前8:50~ 鉾流神事
午前11:00~ 行宮祭
午前11:30~ 山蔭流儀式庖丁奉納
正午~ 天神講獅子 獅子舞
午後4:15~ どんどこ船宮入 鉾流神鉾奉還
午後6:30~ 水上薪能
午後7:30~ 獅子舞宮入

7月25日《本宮》

午後1:30~ 本宮祭@大阪天満宮本殿
午後2:15~ 神霊移御@大阪天満宮本殿
午後3:30~ 陸渡御列出発
午後5:30~ 船渡御列出発
午後6:00~ 船渡御
午後7:30~ 船上祭、奉納花火
午後10:00~ 還御祭

当日の交通規制は?

天神祭が実施される7月24日~25日にかけては周辺の道路は交通規制が実施されます。実行委員会は公共交通機関を利用するなどして来場するよう呼び掛けています。

天神祭オフィシャルサイトより

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