プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスはオリックスに3連勝、投打に勢いを繋ぐカードとなりました。
19日のカード初戦、4回に先制した楽天は打撃好調の阿部、自身2試合連続の一発となる第4号2ラン。一挙3得点で試合の流れを奪います。援護をもらった先発の早川。試合を追うごとに自信を高め8回を2失点に抑え7勝目。風格も感じられるマウンドとなりました。3対2で楽天の勝利。
楽天 早川隆久投手:
「自分が求めているところは負けないことなので。負けない投球を常に続けていければと思います」
続く20日は1点ビハインドで迎えた9回、ランナー2塁でフランコ、捉えた打球はレフト線、ギリギリのタイムリー。9回に楽天が同点に追い付きます。そして延長12回、代打は前日ホームランの阿部、期待に応える勝ち越しタイムリー。好調のベテランが勝負強さを見せつけ、3対2で勝利、このカード勝ち越しを決めました。
楽天 阿部俊樹選手:
「結果が出ているので、これからまた打てるように頑張りたいと思います」
そして3連勝をかけた21日も楽天が初回から勢いを見せました。4番、浅村が先制タイムリーを放つと、なおもランナー2人を置き鈴木大地も初球打ち。打球はグングンと伸びて3ランホームラン。一気にリードを広げます。
今シーズン先発ローテを支える藤井投手。2回、杉本との対決で2ランホームランを許してしまいます。しかし、ここから踏ん張れるのが今年の藤井。3回、満塁で再び杉本を迎えますが、ここは打ち取ってダブルプレー、オリックスの反撃ムードを食い止めました。さらに試合は終盤、主砲・浅村に一発が。浅村はこの日も3安打3打点といよいよ本調子に入った様子、今後さらに期待が高まります。打線の援護を受けた先発藤井も7回までを踏ん張りました。12対5で3連勝の楽天。自身、連勝を7に伸ばした藤井は、初のオールスター出場にも注目が集まります。
楽天 藤井聖投手:
「セリーグの選手にはまだ名前が知られていないと思うので、これでしっかり知ってもらえたらと思います」
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