北アルプスの槍ヶ岳で21日、人が倒れているとの通報があり、長野県警のヘリが2度に渡って現場へ向かいましたが、天候が悪く救助できませんでした。

21日午前6時すぎ、北アルプス槍ヶ岳の山中で倒れている人がいるなどと、登山者から警察に通報がありました。

現場は標高およそ2760メートルの北鎌尾根・独標付近で、県警ヘリが救助に向かい上級者向けのルートから外れた場所で人が倒れているのを確認しましたが、気流などの悪天候で救助できませんでした。

県警は午後にもヘリで現地に向かいましたが、天候が回復せず救助できなかったということです。


倒れている人の年齢や性別、容体などはわかっていません。

県警は22日も天候の様子を見て再度、救助に向かうことにしています。

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