20日正午過ぎ、新潟県上越市の直江津港内で釣りをするため群馬県から訪れた男性2人が港に戻ろうとミニボートを航行中に船内に波が打ち込み浸水し、2人が海に投げ出されました。2人はその後救助されけがなどはありませんでした。

上越海上保安署によりますと、20日午前6時ころ群馬県から釣りのため訪れていた親子(37歳男性と70歳の男性)が新潟県上越市の直江津港の黒井浜からミニボートに乗って出発しました。出発後、急に雨が強く降りだしたことから港内のLNGバース桟橋付近で雨宿りをしていました。午前9時ころに雨が止んだため釣り場に移動して釣りをしていたということです。

正午ころに浜に戻るためミニボートを航行しはじめましたが、急に風が強くなり波も高くなったことで船内に海水が入り浸水したため2人とも海に投げ出されたということです。ミニボートの船長をしていた37歳の息子が118番通報し、上越海上保安署と上越地域消防局の職員が現場にかけつけ2人を救助しました。

2人にけがはありませんでした。2人は救命胴衣を着用していたということです。
海上保安庁は気象情報など「海の安全情報」を活用して海難事故に遭わないよう呼び掛けています。

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