夏の甲子園をかけた全国高校野球選手権長野大会は20日、松本市で準々決勝の2試合が行われました。

第一試合は、シード校を破って勢いに乗る赤穂と長野商業の一戦。

試合を動かしたのは、赤穂でした。

4回表、先頭の網野がセンターの頭を超える3塁打を放つと…
続く3番・高橋がセンター前にはじき返します。

7回には、長打3本を集めて4点を追加し、7対0とします。

その裏、長野商業も反撃しますが1点止まり。

赤穂高校が、9対1で長野商業を下し、1977年以来47年ぶりにベスト4進出を決めました。

■赤穂高校・髙重陽介監督
「僕はベスト4までしか行けなかったので、この先 準決勝、決勝と勝つのは ボ僕の力では無理なので、選手の力があがること、僕を超えていってくれるしかないよと話をしたので 彼らの活躍に期待したいと思います」

第2試合は、シード校の小諸商業とノーシードから勝ち上がってきた松商学園が激突。

3回表、2対1と小諸商業が1点を勝ち越し、なおも1アウト3塁で迎えた3番・角田の打席。

高めのストレートを振り抜くと、打球は高い放物線を描いてレフトスタンドへ。
4対1とします。

■小諸商業・角田涼選手
「低めを捨てていこうという話がチームで出ていて、初球高めに浮いたまっすぐが来たので それを狙ってバットを振りました」

一方、松商学園も4回、打者一巡の猛攻で4対4と追いつきます。

しかし6回には小諸商業が再びリード、結局6対5で松商を振り切り、ベスト4にコマを進めました。

21日は準々決勝の残り2試合が予定され、長野日大と東海大諏訪、佐久長聖と長野俊英が対戦します。

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