◆内密出産、赤ちゃんポスト設置については自治体と協議中
思いがけない妊娠などで悩む当事者を対象にした夜間の匿名電話相談を始めた賛育会の専用サイト
同法人は昨年9月、赤ちゃんの命を守るプロジェクトとして、今回の電話相談、病院のみに身元を明かして出産する「内密出産」、赤ちゃんポスト設置の3事業を2024年度から段階的に開始すると表明していた。 赤ちゃんポストを巡っては、熊本市の慈恵病院が2007年に国内で初めて設置。賛育会は、実現すれば医療機関で全国2カ所目となる。 赤ちゃんポストや内密出産については、法的な根拠がいまだ整備されておらず、子どもの戸籍の作成や生活場所の確保、出自を知る子どもの権利など多くの課題があり、都や区と協議を進めている。(井上真典) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。