フィリピンの西に発生している雲の塊が今後、台風に発達し日本へ近づく可能性が出てきました。

気象庁の天気図などによると、19日の午後9時までにフィリピンの西で熱帯低気圧が発生する見込みです。さらに、23日頃から26日頃にかけて、東シナ海を北上する可能性があるとしています。

台風に発達する可能性があるのでしょうか?
石川気象予報士の解説です。

石川博康 気象予報士
「衛星画像をみるとフィリピンの西に雲のかたまりが見えますが、この雲が今後、台風に発達し日本へ近づく可能性が出てきました。

参考までにこの先の海外の予想を確認します。

ヨーロッパの予想では22日から24日ごろにかけて先島諸島を通過する見込みです。

またアメリカの予想によると、24日ごろに台湾周辺に近づく見込みで、いずれにしても沖縄付近で影響が出る可能性があります。

いまのところ本州への直接の影響は小さいとみられますが、仮に熱帯低気圧が台風に変わると、台風から流れる暖かく湿った空気の影響で、西日本を中心にまとまった雨になる可能性があります。

予想にはブレがありますので、最新の情報をチェックするようにしてください」

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