東京・杉並区で去年12月、親子2人を乗用車ではねて死亡させた罪に問われている男の裁判で、東京地裁はさきほど、禁錮3年の実刑判決を言い渡しました。

自動車整備士だった漆原宏太被告(51)は去年12月、勤務先の整備工場から乗用車を運転してバックで車道に出る際、歩道を歩いていた母親の杉本千尋さん(43)と、娘の凪ちゃん(6)をはねて死亡させた過失運転致死の罪に問われています。

これまでの裁判で、漆原被告は起訴内容を認めています。

検察側は、事故原因について「ブレーキペダルを踏み込むべきところをアクセルペダルを強く踏み込んでいて、過失は極めて重大」と指摘し、「(死亡した)2人は輝かしい未来を奪われた」として禁錮5年を求刑していました。

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