去年12月、大分県別府市で知人の男性に暴行を加え、死亡させた傷害致死の罪に問われている男の裁判員裁判の初公判が19日開かれ、男は起訴内容を認めました。

傷害致死の罪に問われているのは中津市の無職、平田亮被告(41)です。起訴状などによりますと、平田被告は去年12月、別府市の路上で知人の男性(当時40歳)の腹を蹴るなどの暴行を加え死亡させた罪に問われています。

大分地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で平田被告は「事実で間違いありません」と起訴内容を認めました。

大分地方裁判所

検察は冒頭陳述で「仲間と飲酒していた際、男性が被告の交際相手に抱きついたことに腹を立てて暴行した」と指摘しました。

一方、弁護側は「冷静な状況でなく、男性を止めようとした行為で、過剰防衛が成立する」と主張しました。

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