18日、宮城県大崎市内で、携帯が義務付けられているパスポートを持っていなかったなどとしてカンボジア国籍の男5人が現行犯逮捕されました。

入管難民法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、住所、職業ともに不詳のカンボジア国籍の男4人です。
警察によりますと、4人は18日、大崎市内で、携帯が義務付けられているパスポートを持っていなかった疑いが持たれています。
警察がパトロール中に大崎市内のホテル敷地内で不審な車両を発見し、付近にいた男らに職務質問を行ったことで発覚したということです。

また、18日午前2時10分頃、大崎市内のホテルの壁を蹴って破壊したとして、建造物損壊の疑いで4人とは別のカンボジア国籍の男が現行犯逮捕されました。
警察によりますとこの男は、入管難民法違反の疑いで逮捕された男4人の捜査中に関係者として浮上した人物で、滞在先の大崎市内のホテルで男に任意同行を求めたところ、逃亡しようとして壁を蹴破ったと見られています。
調べに対し5人はいずれも容疑を認めていて、警察は建造物損壊の疑いで逮捕した男についても、容疑が固まり次第、パスポートを携帯していなかった入管難民法違反の疑いで逮捕する方針です。

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